迎賓館で挙式をするまでの流れ
迎賓館で挙式をするまでの流れ
迎賓館で挙式を行う場合の最も初期の段階は、見学を含む下調べです。ほとんどの迎賓館が見学フェアや予約制の下見が可能なので、それを利用しましょう。
そしてその際には可能な限り詳細なイメージを作り上げておいた方が、照らし合わせがしやすいです。見学の際に相談も一緒に行えるところが多く、慣れていれば希望を伝えるだけで具体的な流れを提案してくれるはずです。
その相談内容に納得できれば契約へと移りますが、予定している日まで余裕があれば慌てる必要はありません。可能であれば複数の候補を比較した方が良いでしょう。
契約が成立したら、本番に向けて打ち合わせを行います。1回や2回程度で全てを決定するのは難しいので複数に分けるものですが、その回数は迎賓館ごとや挙式までの日程で決まります。
遠い迎賓館を利用する場合は打ち合わせのための移動がまず大変なので、電話やメールでの対応も可能なところが多いです。ただ直接会って相談した方が良い部分もあるので、あらかじめ伝えておくことが大事です。
迎賓館挙式に呼ばれた時に気をつけるべき服装マナー
迎賓館挙式は、新郎新婦がこだわりの結婚式として選ぶことが多いです。迎賓館と名前のつく挙式場は、外国の要人を招く迎賓館をイメージした貸切のゲストハウスです。
そのため、せっかくの雰囲気を壊さないようにマナーには気をつけたいところです。服装は特に気をつけたいポイントで、新郎新婦より目立たない服装を心がけます。
男性の場合は、ダークスーツにシャツやネクタイを白にするのが一般的な服装となります。女性の場合は白い服装を選んではいけません。
白は花嫁が着るウェディングドレスのカラーだからです。目立ってはいけないと言っても、前身黒にするのもNGです。全身黒は喪服となってしまうので、せっかくの結婚式のイメージを台無しにしてしまいます。
これから未来に向かって明るい家庭を築いていく新郎新婦の気持ちを害さないよう、一般的なマナーとして服装は基本から外さないようにしてください。
毛皮や蛇革などの装飾品も、殺生をイメージさせてしまい回避することが望ましいです。